リストラを何とか回避した際に聞いた、社長からの衝撃の発言

今回は、「3回目のリストラが所属部署を直撃(´・ω・`) だがしかし...」で書いた社長面接の際に聞いた示唆に富んだお話を紹介します。

■「え、転勤したくないの?転勤したい!っていう人も多いのに?」「執行役員クラスでも転勤してるでしょ?だから左遷じゃないよ?」

以前の投稿で、転勤先の地方拠点はクソ遠くて行ったら二度と帰って来れないから嫌だという話を書きましたが、実はこの地方拠点、観光地として全国的に人気がある場所で、所属の会社でも、今まで確かに自ら望んでいく人も多かったと聞いていました。

しかしこのタイミングでそっち行っちゃったら、もう東京に戻る先の部署が無いんですから、二度と戻れないこと請け合いじゃないですか。執行役員の方だって、本当に行きたくていったのか微妙な感じに見えまっせ、社長!

まぁそうは言ってもサラリーマンに転勤はつきもので、普通はよほどの事が無い限り断ったりするもんではないですよね。自分の親父に人生相談に行った際にも「断ったのか?普通行くだろ?」と言われてしまいました。

嫁がうつ病じゃなければ、取りあえず単身で転勤し、その後の事をゆっくり考えてたかもしれません...


■「上司がバカだと思っても、上司に仕えなければならないのがサラリーマンの宿命だよ。」「俺もそうなんだけど、すぐに怒るのは止めろ。感情を外に出すとろくな事はないよ。」

えぇ、その通りなんです。バカにしたり怒ったりしてごめんなさい(ペコリ)とはさすがに言えませんでした(苦笑)が、自分では隠していたつもりの感情が、実はキレイに見透かされていたでござるという事なんですね。なんという事でしょう...

「おまえ経営陣のクセにこんな事ぐらいワカンネーのかよばーか」と心の中に内秘めながら報告する事は多々有りました(苦笑)が、聞いてる方も「あーコイツ腹の内で俺らの事バカにしてるよなー絶対」とか思ってたって事です。そりゃー聞いてる方も腹立ちますわ。

いくら仕事の出来が良くたって、その仕事が会社全体からの優先度が下がれば、その中でどんなにがんばっても価値は低くなるものであり、そういった時にこのような日常からの態度が効いてくる、ということが身に滲みて判りました...

正直今までは、仕事さえきっちりこなしていれば、周りに媚びつらう必要等一切なし!(キリッ)くらいのメンタリティで仕事していましたが、今回は多いに反省です。社長から直々にこんな指摘を受けたくらいですから、経営陣以外の現場での印象はさらに酷かったことでしょう...

一度新入社員に戻ったくらいのつもりで、心を入れ替え謙虚に仕事をしていかなければと。あと不用意に感情は出さない、出そうになったら深呼吸、沈黙は金、と言ったところも。
先日40過ぎになってしまい、正直自分の性格の根幹は今更直るわけが無いと思いつつも、少なくとも人から見られているところ、感じているところだけでも何とかしようと思う次第で。