1ヶ月ほど前に日経電子版に載っていたこの記事。
意欲なく仕事嫌いな従業員9割も 世界23万人調査:日経新聞

強烈な結果ですね…社畜云々言われる日本では、もうちょいマシかと思いきや、記事を読み進めると、
そりゃ仕事している時間を俯瞰してみれば、「幸せを感じている」瞬間は、年間でみても1割にも満たないですが、目標を達成した・あるいはプロジェクトが成功した瞬間に、それまでの苦労が良い思い出となる事もあるじゃないですか。まぁ自分がただの物忘れの激しいアホなだけなのかもしれませんが。
しかし実態は、日本のみならず、world wideでそうではない人が大半というのが現実という事がよくわかりました。
自分たちを「社畜」と自虐しながら、一方でそんな状況から少しでも現状をマシにするために、自己啓発やライフハックに精を出す、というのが実のところではないでしょうか。
で、自己啓発書読もうが、ライフハックに精を出そうが、それで何かが劇的に変わるわけではなく…。
分かります。自分もそういう面がありますから。これまでもblogに色んなコト書いて投稿してますし。
じゃあ9割の人達には救いがないのか…それがあったら「意欲なく仕事嫌い」な従業員は9割もいないでしょうから、現実はなかなかにして厳しいんでしょう。
しかし諦めたら9割から抜け出す可能性もなくなってしまうわけで、現状を甘受せずにあがき続けるなり、環境を変えるなりを病気にならない程度に続けるしか無いのでしょう。
少なくとも自分はそう考えて、子供が成人するまでは、悪あがきをしながらサラリーマン人生を楽しんでいくつもりです。
意欲なく仕事嫌いな従業員9割も 世界23万人調査:日経新聞
強烈な結果ですね…社畜云々言われる日本では、もうちょいマシかと思いきや、記事を読み進めると、
「日本の結果にも筆者は驚いた。日本にはもっと幸せを感じている従業員が多いのではないかと考えていたが、結果は7%。中国をわずか1ポイント上回っただけとなった。69%は意欲がなく、24%は仕事が嫌いだった。」ということで、この結果には自分も驚きましたよ。
そりゃ仕事している時間を俯瞰してみれば、「幸せを感じている」瞬間は、年間でみても1割にも満たないですが、目標を達成した・あるいはプロジェクトが成功した瞬間に、それまでの苦労が良い思い出となる事もあるじゃないですか。まぁ自分がただの物忘れの激しいアホなだけなのかもしれませんが。
しかし実態は、日本のみならず、world wideでそうではない人が大半というのが現実という事がよくわかりました。
■あなたの職場環境では「幸せ」を感じることが出来るか?
さて、この記事では「仕事にエンゲージする、つまり意欲的に取り組むようにするために必要な12の条件」をリストしています。以下引用です。
これを読んでも「こんなの一つも該当しないよ」という人、多いんではないでしょうか。そこで、提示されている条件をひっくり返してみたのが以下。
修正箇所にアンダーラインを引いています。語尾をちょっと変えてみただけなのに、なんというおぞましさ…
これ全部揃ってたら、それこそ役満でお箱=即転職ですわ。皆さんも自分の職場が幾つ該当するか、こちらのネガティブワードを元に数を数えてみて、半分以上だったら転職を真面目に考えてみても良いでしょう。
一方で、部下を預かる管理職は、部下に対して上記の観点でフォローアップ出来ているか、今一度振り返ってみてはどうでしょう。自分も部下に対してこのリストをベースに、部下がどのように感じているか、ちょっと考えてみようと思っています。
- 職場で自分が何を期待されているか知っている
- 仕事を間違いなくこなすための材料や道具をもっている
- 職場で、毎日、自分が最も得意なことをする機会がある
- この1週間に、職場で良い仕事をしたとして認知されたり称賛を受けたりした
- 上司やその他、職場のだれかが、自分のことを一人の人として気にかけてくれているようだ
- 私が進歩していくのを励ましてくれる人が職場にいる
- 職場で、自分の意見をくんでくれる
- 会社の使命や目的が、自分の仕事は大切だと感じさせてくれる
- 同僚たちは質の高い仕事をしようと努力している
- 職場に仲の良い友人がいる
- 過去6カ月の間に、私の仕事が進歩したと職場のだれかに言われた
- 昨年、仕事で学び成長する機会があった
これを読んでも「こんなの一つも該当しないよ」という人、多いんではないでしょうか。そこで、提示されている条件をひっくり返してみたのが以下。
- 職場で自分が何を期待されているか知らない
- 仕事を間違いなくこなすための材料や道具をもっておらず、品質や精度は従業員自身が担保しなければならない
- 職場で、毎日、自分が最も得意なことをする機会はない
- この1週間に、職場で良くない仕事をしたとして認知されたり叱責を受けたりした
- 上司やその他、職場のだれかが、自分のことを一人の人として気にかけてくれていないようだ
- 私が進歩していくのを励ましてくれる人が職場にいない
- 職場で、自分の意見をくんでくれない
- 会社の使命や目的が、自分の仕事は大切だと感じさせてくれない
- 同僚たちは質の高い仕事をしようと努力していない
- 職場に仲の良い友人がいない
- 過去6カ月の間に、私の仕事が進歩したと職場のだれにも言われない
- 昨年、仕事で学び成長する機会がなかった
修正箇所にアンダーラインを引いています。語尾をちょっと変えてみただけなのに、なんというおぞましさ…
これ全部揃ってたら、それこそ役満でお箱=即転職ですわ。皆さんも自分の職場が幾つ該当するか、こちらのネガティブワードを元に数を数えてみて、半分以上だったら転職を真面目に考えてみても良いでしょう。
一方で、部下を預かる管理職は、部下に対して上記の観点でフォローアップ出来ているか、今一度振り返ってみてはどうでしょう。自分も部下に対してこのリストをベースに、部下がどのように感じているか、ちょっと考えてみようと思っています。
■69%の意欲がない従業員の気持ち
また、この記事では「日本の従業員も69%は意欲がなく、24%は仕事が嫌い」とありますが、この人達は「そういうもんだ、仕方がない」と諦めているのかというと、決してそんなことはないと思うのです。自分たちを「社畜」と自虐しながら、一方でそんな状況から少しでも現状をマシにするために、自己啓発やライフハックに精を出す、というのが実のところではないでしょうか。
で、自己啓発書読もうが、ライフハックに精を出そうが、それで何かが劇的に変わるわけではなく…。
分かります。自分もそういう面がありますから。これまでもblogに色んなコト書いて投稿してますし。
じゃあ9割の人達には救いがないのか…それがあったら「意欲なく仕事嫌い」な従業員は9割もいないでしょうから、現実はなかなかにして厳しいんでしょう。
しかし諦めたら9割から抜け出す可能性もなくなってしまうわけで、現状を甘受せずにあがき続けるなり、環境を変えるなりを病気にならない程度に続けるしか無いのでしょう。
少なくとも自分はそう考えて、子供が成人するまでは、悪あがきをしながらサラリーマン人生を楽しんでいくつもりです。