そして金融SEへ

前回投稿した職場へ転職してから、半年もしないうちに転職活動をはじめたわけですが、さすがに入社3ヶ月ではその為に有給を使うのも人としてどうかと思ったので、業務時間に極力影響を及ぼさず職場探しをする為に、はじめて転職エージェントとWebの求人サイトを使ってみる事にしました。

で、手始めにリクナビNEXTに登録をしたところ、驚くほどに条件がマッチする会社が上がってくるではないですか!この当時はエンジニアの求人が売り手市場だったようで、年齢的にも20代後半は転職市場で旬だったこともあり、今の買い手市場が信じられない位のより取りみどり状態でした。
転職エージェントにもレジュメを送付したものの、エージェントから紹介を受ける前にリクナビNEXT経由で多数の面接依頼を受け、結局エージェントからの紹介を受けずに転職活動を進めました。

今回は、今までの反省をふまえ、以下の条件で候補の会社をしぼりました。
  1. 社員50人以下の会社は選ばない(この会社みたいなところ)
  2. 創業間もない会社は選ばない(この会社みたいなところ)
  3. ITといいつつ実はただの商社みたいな会社は選ばない(ここここの会社みたいなところ)
  4. 年棒が下がらない事(これ大事)
当初はこれで転職が7回目になってしまう事もあり、山ほど候補が挙がって来たとしても、絞り込みしたら自分が行きたい会社が0になったでござるみたいな事にならないかとても心配していたのですが、実際には候補を絞るまでもなく、とある金融系IT会社からリクナビNEXTを通して面接依頼のメールが届き、あれよあれよという間に、その会社への内定が決まってしまったのでした。
他にも候補の会社が4社程度出て来たのですが、面接等で極めて熱い、それはもうラブコールに近いようなお誘いを頂き、また待遇面でも文句なしの高待遇だった為、こちらもなんだかうれしくなってしまい、最終的にはその会社への転職を決めました。

ちなみに転職先の会社を先のフィルタで診断するとこんな感じ。

  1. 社員50人以下の会社は選ばない → グループ全体で数千人
  2. 創業間もない会社は選ばない → グループ全体では極めて昔から
  3. ITといいつつ実は商社みたいな会社は選ばない → 金融系の顧客がいて、お客様の顔が見える
  4. 年棒が下がらない事(これ大事) → 業績次第でレバレッジがかかる形態。前年度実績の賞与を含むと大幅Up
入社タイミングはちょうど金融ビッグバンでネット経由での金融サービスが盛り上がって来ているタイミングで、かつドットコムバブルが絶好調に膨らんで来ていたこともあり、洒落にならないくらい人手が足りない状態だったようで、入社後すぐに、入社した会社と資本関係がある、店舗を持たないネット金融業(金貸しではない)に出向となりました。

しかし、今回のように、予想外に話がスムーズに進む場合には必ずその背景があるわけで、「洒落にならないくらい人手が足りない状態」がいったいどのような状態だったのか、というところを次の投稿で書いていきます。


ここまでご覧頂き、有り難うございます。
当エントリを含む、就職からアラフォーの現在に至るまでの8回に渡る転職履歴について、「転職履歴」のページにまとめました。
また、これまでの転職履歴で得た経験から、仕事に向かい合う為に必要なテクニックや、メンタリティ・思いを抽出し、「お仕事サバイバル」のページにまとめ直しました。 
それぞれ、あわせてご覧頂けますと幸いです。